オープン
Updated: Oct 4, 2021

5月15日、無事オープン日を終えました!
この日を無事迎えられたこと、良い一日を過ごせたことが嬉しいです。
有形無形で祝福をくださったみなさま、心からありがとうございます🌸
前回の投稿でも書きましたが、今日はアクシャヤ・トリティヤという吉兆な日。
今日の授業で先生が詳しく説明してくださったので要約してシェアしたいと思います。
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アクシャヤという言葉はア(否定形)+クシャヤ(朽ちる・滅びる)という成り立ちから、「朽ちない、不滅の」という意味になります。
この日に得られたものは、なくならず自分を守ってくれるといいます。
おぉ、それはなんていい日なんでしょう!
では、何を得たいと思いますか? お金?家?パートナー?健康?
もちろん、それらは人生を豊かにしてくれるものではあるけれど、
自分を守ってくれるものは、何よりも、プンニャです。
プンニャとは、端的にいうと善い行いの結果です。
すぐに結果があらわれなくても、必ずどこかでその行いは実を結びます。
「徳」という概念と一緒ですが、徳は「来世に」という意味合いが強いのにたいしてプンニャは、来世に限らず「行いをした後のどこかのタイミングで」と考えます。
なんだかスムーズに物事がすすむ、なんだか運が私を味方してくれている!というような経験が皆さんにもあると思います。
それはプンニャの結果であるとヴェーダの文化では教えています。
このプンニャは善い行いによって自ら獲得していくことができるものです。
善い行いとは「人間としての良心に沿った」行為、「与える」という行為、そして「祈り」という行為で得られます。
「与える」と書きましたが、言うまでもなく「恵んであげる」というような上から目線のものではないですよ。
私たちは「与えられた恩恵」によって生かされています。
自分からゲットしたものなんてほぼないに等しく「与えられたもの>与えたもの」という図式は絶対に覆らないのです。。
だから、与えるということにおいては、必要としている人や、動物や自然を守っている団体などに寄付をするとか、自分にできる範囲ですること。
祈りという行いにおいては「世界中の平和と生きとし生けるものの幸せ」を祈ること。
そして人間としての良心に沿った行いによって、プンニャを得、自分を成長させていけるのです。
プンニャを得る行いはもちろん、365日24時間、時間を問わず行うといいですが、
今日みたいな吉兆な日は「ポイント5倍デー」のような日なのだそうです(笑)
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面白いですよね、そしてためになる💡
私はインドに去年行った時、この「すべては与えられている」という言葉にガツンと頭をぶっ叩かれた思いをしました。
自分でゲットしたはずと思っていたお金も仕事も住む家も、家族も友達も、食べ物も空気も水もぜーんぶ、元をたどれば私の手によって得たものなんて一つもないという。
それを考えたら、何にも文句なんてなく感謝の気持ちで生きていこうってなります(笑)
こういったサンスクリットの文化やヴェーダーンタの知識を皆さんにもシェアしていけたらと思っています。
いかにも、これは「何日間の研修を受けてハイ終わり!」ではなく、とても深く理解にも時間がかかるものなので、私も学びを続けながら、少しずつ、となると思いますが、皆さんの人生においても役に立つものであると確信を持っています🌱
これから、どうぞよろしくお願いいたします🍀
【北海道の緊急事態宣言について】
5/16〜5/31の期間、北海道も宣言に追加されることが決まりました。
当教室は、最大3名のごく少人数、あるいはプライベートでのレッスンのため、マスク、消毒、換気を徹底しながらレッスンは開催いたします。
今後の函館および北海道全体の感染者数の推移を注視しながら、レッスンを中止せざるを得ない場合は別途お知らせいたします。
なお、体調不良や発熱がある場合はレッスンはお休みください。当日キャンセルも可です。
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